こんにちは!
mamakaです。
今日は童話作家の角野栄子さんについて書いていました!
角野栄子さんと言えば、
あの有名なジブリ映画『魔女の宅急便』の
原作となった、同タイトルの
童話の作者です。
角野栄子さんについて調べてみると、
童話作家という夢を与える
職業に違わない、
素敵な人物像が見えてきました。
角野栄子さんについては
書きたいことが沢山あったので
もう一つ記事を書いています。
ぜひ、読んでみてください!
角野栄子さんのプロフィール
角野栄子(本名:渡辺栄子)さんは、
1935年1月1日 生まれ。
東京のご出身です。
小さい頃にお母様を亡くされ、
お父上に物語を聞かせてもらった
思い出があると言います。
早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。
大学卒業後、
紀伊國屋書店出版部に就職されました。
とても、
頭の良い方なんでしょうね。
この頃から本に携わることが
好きだったのかなという印象を持ちますが、
実は学生時代は作家志望では
なかったと言います。
『宣伝会議』によるインタビューで
学生時代からデザインの
仕事に憧れていたの。
でも専門の勉強はしていなかったから、
まず紀伊國屋書店に就職して。
本の装丁を手掛ける、
ブックデザイナーになろうと
思っていたのね
と語っていらっしゃいます。
この頃のデザイン対する思いは
今も続いていて、
ご自身の本をつくるときにも
反映されているのだそうです。
結婚後、作家デビュー!
25歳で結婚し、
その後家族でブラジルに滞在。
そのときの経験を元に書いた
ノンフィクション
『ルイジンニョ少年―ブラジルをたずねて―』
で作家としてデビューしたそうです。
この本は、
ブラジルでのホームステイ先で出会った
男の子との交流を描いたもののようです。
当時角野栄子さんは20代、
ルイジンニョ少年は小学三年生くらい
だったようなのですが、
一緒に踊ったり、冒険したり、
楽しい内容のようですね。
そんな子供心を持ち合わせた
角野栄子さんも素敵です!
後に、子供の心を魅了する作品を
生み出す人柄が、
もうこのエピソードから見えますよね!
現在は
童話作家、絵本作家以外にも、
ノンフィクション作家、エッセイスト、
日本福祉大学客員教授という
顔もお持ちです。
数々の児童文学の賞や
旭日小綬章も受章されています。
最近では『国際アンデルセン賞』を
受賞されました。
この賞は
「児童文学への永続的な寄与」
に対して贈られるということで、
「小さなノーベル賞」とも言われる、
とても名誉な賞のようです。
角野栄子さん、
やっぱりすごい方なんですね!
角野栄子さんの代表作、魔女の宅急便の誕生
代表作はもちろん
『魔女の宅急便』です!
キキという魔女と普通の人間の間に
生まれた少女が、
親元を離れて旅立ち、
成長していく物語です。
角野栄子さんのお嬢さんが描いた
『魔女の絵』から着想を得たということ
です。
いろいろなことをしている魔女の絵が
あったそうなのですが、その中に
『ラジオを聴きながら飛んでいる
魔女の絵』もあったそうで、
そのアイディアが「面白い!」と
感じたそうです。
キキがほうきの先にラジオを
ぶら下げているのは、ここから
始まったんですね!
『魔女の宅急便』が出版されたのは1985年から、
24年かけてキキとジジの物語を紡ぎつづけました。
2009年に第6巻シリーズは完結し、
その巻で
13歳だったキキは30代半ばになり、
結婚もして、お母さんになっている
そうなのです!
ちなみに宮崎駿によりアニメ映画化されたのは
1989年。
2014年に上映された
実写版の『魔女の宅急便』には
パンを受け取る客として出演されたほか
ナレーションも務めたそうです。
角野栄子さんの、魔女の宅急便以外の有名作品は?
もちろん、
『魔女の宅急便』以外にも
沢山の童話や絵本を出版されています。
ここには
書ききれないほどの作品がありますが、
『ちいさなおばけシリーズ』が
有名なのではないでしょうか?
シリーズで、なんと
20作品以上が刊行されているようです!
おばけのアッチがとても食いしん坊で、
スパゲティやハンバーグ、
ケーキなどなど、
子供が大好きな食べ物をめぐる
ストーリーがとてもわくわくするんです。
おばけが、
ふわふわとしたぬいぐるみみたいで
全然怖くないのも良いです(笑)
まとめ
角野栄子さんは、
高学歴でとても頭の良い方でいながら
子供心を持ち合わせた
素敵な若者だったようです。
作家としてデビューされてから
『魔女の宅急便』をはじめとする
沢山の童話や絵本を生み出し続けています。
『ちいさなおばけシリーズ』も
とてもお勧めです!
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